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~人生、七転八倒?それとも七転び八起き?ある頚腕症患者の日常をつぶやきます~

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2016-10-11 (Tue) 19:45

ドラマ『狙撃』~佐藤浩市スペシャルナイト~



最近、真田丸以外あんまりドラマを観てないワタシですが、



先日テレ朝で放送されたスペシャルドラマ『狙撃』




2時間ドラマだからと何気なしに観たんですが、




これがついつい引き込まれちゃって、



久々の、クールで硬派な佐藤浩市 に身悶えしながら




その格好良さを堪能させて貰いました!









公式ホームページからちょっとだけストーリーを抜粋・要約すると……


元警視庁捜査一課の刑事だった上月涼子(尾野真千子)は、不倫が原因で所轄に左遷させられ
捨て身の囮捜査で犯人を逮捕、手柄はたちまち署内で話題になり、数日後、所轄に籍を置いたまま本庁勤務という異例の配置転換を言い渡され、再び本庁へ復帰する。

行き先は、警視庁警務部特務監察室。
雑居ビルの一室に本拠を置く特務監察室の室長、鎮目竜二警視正(佐藤浩市)の下で、
警察官を内偵する任務に就くことになる。
 
涼子の最初の任務は、警察官の覚せい剤関与疑惑。
内偵対象の刑事、斉木優也(眞島秀和)は、涼子のかつての不倫相手だった。
「自分の目で見た者しか信じない」という涼子は、鎮目に黙って斉木と連絡を取り、
その両腕に注射痕がないことを確認するが、翌日、鎮目は斉木の身柄を拘束。
しかし警視庁公安部理事官の左遷と引き換えに、犯罪を隠ぺいする。
楯突く涼子に鎮目は、
「俺たちの仕事は組織を守ること。異物の排除に世の善悪は関係ない」と言うと、
次の日まですべてに目を通すか、辞職かの道を選べと、
『次期首相候補狙撃事件』に関する大量の資料を渡す。
 
15年前の6月30日、次期首相と目されていた現役閣僚の宮田達之(柄本明)が何者かに狙撃され、
同じ日、涼子は強盗犯に母を殺されるという人生最悪の日を迎えていた…。





鎮目と書いて、シズメと読ませるようです。




難しくて何て読むのか戸惑いましたが、



名前からして、なんてハードボイルド…。





危険な囮捜査もためらわない、激しい気性の主人公・涼子を尾野真千子が演じ、




彼女をある事件捜査のために特務監察室に引き抜き、直属の上司になるのが、




佐藤浩市演じる鎮目。30代で警視正になった東大卒のスーパーエリート官僚!




え?30代?ちょっとムリあるんじゃないのぉ~



なんて声はこの際ムシムシッ!




この配役だけでも観甲斐ありましてよ。




ワタシの中で理想の上司といえば




トヨタマークXのCMに出てくる佐藤部長。




助手席に乗って、どこまでも一緒にお供したいと妄想した日々が懐かしい。




このドラマでは任務のためなら部下も利用し、手段を選ばない、




関わる人すべてが不幸になると言われてしまう男を演じていて、




理想の上司像とは程遠いけれども、




やっぱり佐藤浩市の魅力がね、ジワジワと染み出ています。




例えば、対面の初日に、黒い血痕が不気味に光る狭い取調室で、




『服をぬげ』 と涼子に冷たく命じ、




ぎゃあ~!!   




発言はセクハラなのに、どこまでも崩れないハードボイルド・フェイス。




ま、変な意味のセリフではなく、覚醒剤使用者かどうか確認するためなんですが、




如何せん寡黙でクールな警視正は理由など説明しないんですよね。




初日開口一番が、




『役に立つな。俺の思い通りに動け。』 ですからね~。どこまでもオレ様路線。




涼子が不倫相手に勝手に接触して、内偵されている情報を流してしまっても、




それすら計算済みで、逐一行動を見張って、不倫相手の身柄を確保。




そして公安部のお偉いさんの左遷と交換に見逃すんですが、




このやり方に思い通りに動かされた涼子は怒り、




辞表を出せと言う鎮目に、辞めませんと宣言、




火花バチバチバチっ!




……って、そもそも全く相手にされていないんですけどね。




一方的に散らされた火花も、軽~く鎮目に一蹴され、




組織の浄化のために更なるミッションを与えられます。




それが本作の肝というか要である、次期首相候補狙撃事件。




15年前、次期首相候補と目されていた閣僚の宮田達之が狙撃され、




その時被弾した宮田を救ったのが鎮目だったという因縁の二人。




警察官僚出身の宮田とその部下だった若き日の鎮目は理想を共有する関係だったとか。




警察組織の改革に着手しようとした矢先、何者かに狙撃された宮田のために




15年間執念深く事件捜査に携わってきた鎮目ですが、事件の真相を探るうちに




敵は公安だ と、なんとな~く察知したようで、




非合法な捜査手法でこれまで対峙してきたんですね。




で、自分の駒として使う人材を色々物色しているうちに




主人公・上月涼子という『死んでも自分以外は悲しまない』




なんてことを真顔で言う命知らずな女刑事に行き当たるわけです。




スカウトされた方はたまったもんじゃないですが、涼子は怯むどころか




公安と敵対する道を邁進していって………。





『せっかく本庁に戻って来られたのに残念だな。負ければ首が飛ぶぞ、物理的にだ。』




な~んて、鎮目のブラック・ジョークが冴えわたる!




屈しない涼子の正義感も相当なモンですが、




黒シャツに全身ブラックに身を包んでいる佐藤・鎮目警視正のファッションが




まるで神みたいステキ♡





……いやいやいや。




このドラマ、ホント最後まで首が物理的に飛び続けるんです。





まさかこんなに死人が出る刑事ドラマだったなんて!





ホームページには、謎のUSBを巡る命のリレーとありますが、




事件の一部始終を記録した「呪いのファイル」と呼ばれる映像には鍵がかけられていて、




それを開封するためのUSBキーがバトンのように次の走者へ手渡され、




受け取った側の人間が次々消されていきます。で、真相が明るみになったとき、




思わぬ形でリレーの結末を迎えます。




予告編で一部が流され、結末を知っていた人は驚かなかったでしょうが、




初見だったワタシはラスト5分の急展開に、あっけにとられ、




嘘でしょ~~っ




狙撃犯の映った呪いのファイルを観てしまった鎮目と涼子の運命はいかに!?








結末はブログでは割愛させてもらいますが、まぁ、とにかく怒涛の展開です。




最後まで緊張感があって見応えありましたけど、




ワタシとしては、はじめ鎮目に反発していた涼子が、狙撃事件の真相に迫る過程で




徐々にその関係を詰めていく、その二人の距離感・空気感の変化に引き込まれ、




トヨタマークXの佐藤部長の片鱗に触れた思いで、




真相に辿り着いた後、ビルの屋上である「約束」をする二人の場面に、胸キュン♡




ま、この約束する手法に関しては賛否色々あるようですけどね(笑)




てっきり二人は上手くいくんじゃないかと期待させるじゃないですか!




そこからの、あのラストですからね~ぇ、つくづく一筋縄ではいかないストーリーです。








さて、このドラマ。どこかで知ってるぞって感じ、しますよね。




そうです現実にあった国松警察庁長官狙撃事件が下敷きになってます。




1995年3月30日に狙撃され、一命をとりとめた国松長官。




今はドクターヘリ―の普及に尽力しているようですが、




残念ながら事件は未解決のまま2010年に時効を迎えてます。




この時関与が疑われたのが、某カルト教団。同年3月20日に地下鉄サリン事件があって




日本中が騒然となり、3月22日に教団施設への一斉捜査が行われました。




狙撃はその報復なのか。




犯人には様々な名があがりましたよね~どれも決定打にはならなかったようですが、




このドラマでは、公安組織の縮小という警察組織改革派である宮田議員を排除するために、




警察内部の人間が狙撃し、捜査を主導した公安警察全体でその事実を隠蔽して、




組織の保身と強化を図った事件として描いてます。




……さもありなん、というか。案外真相もこの辺り?




警察内の刑事部VS公安部の権力闘争はよくドラマにもなってますが、




国松長官は刑事部出身、その前代の警察庁長官は公安部出身。




某カルト教団への捜査も国松長官主導だったんですよね。




警察内のブラックボックスにメスを入れようとした人間が組織の力学を壊す者として




命を狙われる現実なんてゾッとする悪夢としか思えませんが、




理想的な組織というのも絵に描いた餅なわけで、




急進的な改革というのは実のところ革命に近く、




それを叫ぶ者は保守派には破壊者としか映らないんでしょう。




過去の歴史を見てもその多くが悲劇的な結末を迎えてますしね。




ドラマ『狙撃』も例に倣いラストが、嘘でしょ~~っ(涙)




という、あんまり受け入れたくない結末なんですが、主演の尾野真千子の熱演と




手段を選ばないクールな佐藤浩市、それに続く豪華キャストの共演に




すっかり魅了された2時間でした。




続編は物理的にムリなんじゃ?と残念ですが、トヨタマークXのCMに




佐藤浩市と尾野真千子がダブル起用される可能性はまだあるかもしれませんので




ちょっとだけ期待したいとおもいま~す。










*ドラマは終了しましたが、原作小説もあるようです。





近々図書館で借りる予定(笑)



狙撃 地下捜査官










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最終更新日 : 2016-10-11

* by きたあかり
おおお、目の肥えたQPさんを満足させる秀逸なドラマだったのですね。
放送は知っていましたが、佐藤浩市と尾野真千子が嫌いに興味が持てなくて
観ませんでした。なかなか骨太な・・・。その名前からしてハードボイルドさん、30代は無理がありすぎ・・・。笑
QPさんは最近は「真田丸」くらいしかドラマをご覧になっていないとのことですが、
アタシは仕事もみつからず暇なせいか心の栄養が必要なお年頃なため、
真田丸はもちろんのこと、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」「フリンジ」その他いろいろに夢中になっています。「ウォーキング・デッド」は最高に素晴らしく、是非みてほしいドラマです。
と、コメントでドラマを勧めちゃってゴメンナサ~イ☆

Re: タイトルなし * by QP
きたあかりさ~ん、

ご無沙汰しちゃってますがコメントありがとうございます!


> おおお、目の肥えたQPさんを満足させる秀逸なドラマだったのですね。
> 放送は知っていましたが、佐藤浩市と尾野真千子が嫌いに興味が持てなくて
> 観ませんでした。なかなか骨太な・・・。その名前からしてハードボイルドさん、30代は無理がありすぎ・・・。笑


予告編をさんざん流していましたもんね、このドラマ。
結構ネタバレしてたようですし…。
ワタシは初見だったのでラストまで緊張感を保てましたけど秀逸かどうかは?です(笑)
ただ好みの俳優が出ていたり、二転三転するストーリーに惹かれやすいというか。
決して目が肥えているわけじゃないんですよ。
お腹は最近肥え気味ですが(苦笑)

アンチ・佐藤浩市とオノマチでしたか~!
オノマチはそんなに興味ある女優さんでもないんですが
何年か前にトヨタマークX提供のミニドラマを深夜観て、
佐藤浩市の理想の上司っぷりに心を持っていかれちゃったんですよね。
今回のハードボイルド上司もサマになっていて
30代?OK、OK!とムリヤリ納得してみたり(笑)


> QPさんは最近は「真田丸」くらいしかドラマをご覧になっていないとのことですが、
> アタシは仕事もみつからず暇なせいか心の栄養が必要なお年頃なため、
> 真田丸はもちろんのこと、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」「フリンジ」その他いろいろに夢中になっています。「ウォーキング・デッド」は最高に素晴らしく、是非みてほしいドラマです。


心の栄養は大事ですよ~、ワタシもつい先日まで働いていましたが
部屋が暑いし、心が擦り減ってきたし、腕の調子もあんまり良くないため
契約更新を断り、今月は自宅療養しています。
そうそう、この前レンタル屋に行ったら『ウォーキング・デッド』シーズン1が
ほとんど貸し出し中で人気の高さを実感しました。
これは観るっきゃないですね!


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おおお、目の肥えたQPさんを満足させる秀逸なドラマだったのですね。
放送は知っていましたが、佐藤浩市と尾野真千子が嫌いに興味が持てなくて
観ませんでした。なかなか骨太な・・・。その名前からしてハードボイルドさん、30代は無理がありすぎ・・・。笑
QPさんは最近は「真田丸」くらいしかドラマをご覧になっていないとのことですが、
アタシは仕事もみつからず暇なせいか心の栄養が必要なお年頃なため、
真田丸はもちろんのこと、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」「フリンジ」その他いろいろに夢中になっています。「ウォーキング・デッド」は最高に素晴らしく、是非みてほしいドラマです。
と、コメントでドラマを勧めちゃってゴメンナサ~イ☆
2016-10-12-10:33 きたあかり [ 返信 * 編集 ]

Re: タイトルなし

きたあかりさ~ん、

ご無沙汰しちゃってますがコメントありがとうございます!


> おおお、目の肥えたQPさんを満足させる秀逸なドラマだったのですね。
> 放送は知っていましたが、佐藤浩市と尾野真千子が嫌いに興味が持てなくて
> 観ませんでした。なかなか骨太な・・・。その名前からしてハードボイルドさん、30代は無理がありすぎ・・・。笑


予告編をさんざん流していましたもんね、このドラマ。
結構ネタバレしてたようですし…。
ワタシは初見だったのでラストまで緊張感を保てましたけど秀逸かどうかは?です(笑)
ただ好みの俳優が出ていたり、二転三転するストーリーに惹かれやすいというか。
決して目が肥えているわけじゃないんですよ。
お腹は最近肥え気味ですが(苦笑)

アンチ・佐藤浩市とオノマチでしたか~!
オノマチはそんなに興味ある女優さんでもないんですが
何年か前にトヨタマークX提供のミニドラマを深夜観て、
佐藤浩市の理想の上司っぷりに心を持っていかれちゃったんですよね。
今回のハードボイルド上司もサマになっていて
30代?OK、OK!とムリヤリ納得してみたり(笑)


> QPさんは最近は「真田丸」くらいしかドラマをご覧になっていないとのことですが、
> アタシは仕事もみつからず暇なせいか心の栄養が必要なお年頃なため、
> 真田丸はもちろんのこと、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」「フリンジ」その他いろいろに夢中になっています。「ウォーキング・デッド」は最高に素晴らしく、是非みてほしいドラマです。


心の栄養は大事ですよ~、ワタシもつい先日まで働いていましたが
部屋が暑いし、心が擦り減ってきたし、腕の調子もあんまり良くないため
契約更新を断り、今月は自宅療養しています。
そうそう、この前レンタル屋に行ったら『ウォーキング・デッド』シーズン1が
ほとんど貸し出し中で人気の高さを実感しました。
これは観るっきゃないですね!

2016-10-13-01:23 QP [ 返信 * 編集 ]